家事の中に潜むテニス肘の罠
洗濯物を干す時の注意点
「えっ?洗濯物を干すだけでテニス肘になるの?」と驚かれるかもしれません。
実は、重たい洗濯物を持ち上げる動作や、腕を伸ばして物干し竿に洗濯物をかける動作は、肘に大きな負担をかけるのです。
特に注意が必要なのは大きなシーツや厚手のタオルです。これらを絞る時や干す時は、両手を使って作業することを心がけましょう。
また、物干し竿の高さを調整して、腕を無理に伸ばさなくても作業できるようにするのも効果的です。
・掃除機がけのコツ
掃除機を使う時、ついつい腕だけで動かしがちですよね。これが実はテニス肘の原因になることがあります。掃除機を押したり引いたりする動作を繰り返すと、肘に負担がかかるのです。
対策としては、体全体を使って掃除機を動かすことです。腰を落として、上半身全体で掃除機を操作するようにしましょう。また、掃除機の持ち手の高さを調整して、肘を曲げすぎたり伸ばしすぎたりしないようにするのも大切です。
デジタル時代のテニス肘
キーボード操作の落とし穴
現代人の多くが1日の大半をパソコンの前で過ごしています。長時間のキーボード操作は、知らず知らずのうちに肘に負担をかけているのです。
正しい姿勢でタイピングすることが重要です。肘を90度に曲げ、手首を自然な状態に保ちましょう。また、定期的に休憩を取り、軽いストレッチを行うことも効果的です。エルゴノミクスキーボードの使用も検討してみてはいかがでしょうか。
・スマホ依存症の落とし穴
スマートフォンの普及により、いつでもどこでも情報にアクセスできるようになりました。しかし、その便利さの裏には健康上のリスクが潜んでいます。
長時間スマホを操作すると、手首や指だけでなく、肘にも負担がかかります。特に、片手で操作する時や、寝転がってスマホを使用する時は要注意です。
対策としては、スマホの使用時間を制限することが一番ですが、現実的には難しいかもしれません。そこで、両手でスマホを持つ、定期的に姿勢を変える、スマホホルダーを使用するなどの工夫をしてみましょう。
スポーツと運動におけるテニス肘のリスク
テニスプレイヤーだけじゃない!
テニス肘の名前の由来となったテニスですが、実はテニスプレイヤーだけがリスクを抱えているわけではありません。
ゴルフ、バドミントン、卓球など、ラケットやクラブを使うスポーツ全般に言えることです。
これらのスポーツでは、正しいフォームを身につけることが重要です。特に、ボールやシャトルを打つ瞬間の衝撃を、肘だけでなく体全体で吸収するようにしましょう。また、ウォーミングアップとクールダウンを十分に行うことも忘れずに行うことも必要なことになります。
・気をつけておきたい我流での筋トレ
筋力トレーニングは健康的な生活には欠かせませんが、テニス肘のリスクも高いのが特徴です。特に、ダンベルやバーベルを使ったトレーニングでは注意が必要です。
重量を上げすぎたり、フォームが崩れたりすると、肘に過度の負担がかかります。適切な重量から始め、徐々に増やしていくことが大切です。
また、トレーニング中は常に自分の体の状態に注意を払い、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。
テニス肘は悪化すると長期的な施術が必要な症状でもあります。
・日常のストレッチの重要性
テニス肘を予防するためには、日常的なストレッチが効果的です。特に、前腕(肘から手首までのこと)の筋肉をストレッチすることで、肘への負担を軽減することができます。
簡単なストレッチ方法をご紹介します。腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。反対の手で指先を引っ張り、20秒ほどキープします。これを1日に数回行うだけで、テニス肘のリスクを大幅に減らすことができます。
今回のブログでは、日常生活におけるテニス肘のリスクについて、家事、デジタル機器の使用、そしてスポーツと運動の観点からお伝えさせていただきました。
テニス肘は決してスポーツをしている人だけの問題ではありませんのでしっかりとした対策を取るようにしてください。
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