なぜ姿勢の悪い子供が増えたのか
現代社会では姿勢不良になりやすい
結論からお伝えすると図のような姿勢が理想です。
しかし現代社会、生活においてその状態で維持することは難しいと言えます。
なぜかというと、例えばスマホやタブレットを見ている姿勢、デスクワークをしているときの姿勢を思い返していただきたいのですがどのような姿勢になっていますか？
私の小さい頃を振り返っても周りに姿勢矯正を受けている友達もいませんでしたし、そのような整骨院や整体院はなかったのではないかと思います。
なぜここ数十年で変わってしまったのかという話ですが、要因として生活環境の変化が大きく関わっていると考えています。
例えばトイレ。和式でしゃがむ動作によって股関節周りの柔軟性や筋力、足首の柔軟性が高まるのですが現在は洋式トイレ。和式トイレなんか使ったことがないというお子さんも多くなっています。
次にソファー。固いイスに座ることや床に正座してゆっくりするよりも柔らかいソファーに座ってスマホを触る方も多いのではないでしょうか？ゴボッと沈み込むソファーに座ると骨盤が後ろに倒れて背骨も曲がりやすくなります。
まっすぐ首を向けてテレビを見るよりも、少々下を向いてスマホやタブレットを触る、パソコンを触る機会も多いと思います。
当時は、生活の中で必要な骨格の形や柔軟性、姿勢により筋力を高める（維持）していましたが現在ではそうはいきません。
自分から取り組んでいかなければ筋肉や関節の柔軟性、筋力は低下します。お子さんの姿勢を作ったのは短期的ではなく中長期的です。
姿勢は一長一短では変わりません。
姿勢の悪い子供に共通していること
猫背・巻き肩・反り腰etc..
初めて来られた際に「正面と側面の姿勢写真」と「筋力測定器インボディ」測定後にカウンセリング（問診）を行い、お身体の柔軟性などの確認検査を行います。
姿勢を改善したいという子は特に、筋肉・関節の柔軟性、筋力バランスの乱れが目立ちます。
身体の前屈や後屈などでも可動域（角度）や動きのスムーズさも欠けていることが多いですし、筋力バランスは数値化されたものがデータで出ますので一目瞭然です。
結果にがっかりされる親御さんも多いですが、それらがわからないと姿勢も直しようがないので私たちにとっては大切な情報です。やっとここから姿勢改善がスタートしていきます。
※お客様から許可を得てホームページ・ブログへの使用をしております。
姿勢を変えるために必要なこと
整体×トレーニングで根本から解決する
いつも私たちのホームページやブログをご覧になって下さっている方はもうお分かりかと思います。
何度もお伝えしていますが理論はシンプルで
「使いすぎて縮まっている筋肉は整体で緩める」
「使われずに伸びて、たわんだ筋肉はトレーニングで動かす」
「ご自宅では一人ひとりに合ったストレッチで動かす」
これらが姿勢を改善するために必要なことです。
この理論を細かく書いた内容を投稿していますのでご覧になってください。
子供たちの姿勢を変えることでさまざまな効果が現れます。
例えば、姿勢が良くなることで酸素の摂取量が増えるため脳の活性化にも効果があります。原因不明の頭痛なども姿勢不良が原因だったということも多くあります。
運動する子であれば、スポーツやトレーニングをする際も姿勢良くできた方が筋肉や関節の使い方も効率よく行うことができますのでパフォーマンスも変化します。
時間が経ってから整体×トレーニングすると要する時間も必要となるため、子供の姿勢を変えたいと親御さんが思った時に行動していただくのが最善と考えています。
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